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Mathmatical function

abs
絶対値を計算します。
書式:abs(expr)


三角関数....... P78,79を参照のこと


cdiff (p.75)
中央差分をとります。
書式:cdiff( expr,dim)
渦度を計算するには
ga>define dv=cdiff(v,x)
ga>define dx=cdiff(lon,x)*3.1416/180
ga>define du=cdiff(u*cos(lat*3.1416/180),y)
ga>define dy=cdiff(lat,y)*3.1416/180
ga>d (dv/dx-du/dy)/(6.37e6*cos(lat*3.1416/180))
!:ちなみにこの計算はhcurlですぐできます。


pow(expr1,expr2 ) (p.80)
入力例:d pow(v,2)
上の例で、vの2乗を行います。 


mag(u,v ) (p.86)
入力例:d mag(u;v)
上の例ではsqrt(u*u+v*v)と同じ計算をします。


hdivg(u,v ) (p.86)
水平収束発散を中央差分で計算します。
入力例:d hdiv(u,v)

hcurl( u,v ) (p.86)
渦度を計算します。
入力例:d hcurl(u,v)
!: 計算の中身はcdiffのところで書いたように中央差分です。


vint( expr1, psexpr2, top ) (p.74)
mass-weightをかけた鉛直積分をします。
expr1.....積分したい変量
psexpr2...最下部の境界をhPaで指定します。
入力例:d vint(q,ps,275) .....可降水量を計算します。
\begin{displaymath}\frac{1}{g} \sum expr \Delta p.... \end{displaymath}

maskout (p.78)
入力例:ga>d maskout(u,z-topo.2(t=1)) ....この入力例で地形より下のuを描かなくなります。


skip (p.78)
データを読みとばします。例えば、風ベクトルを書かせたらベクトルの数が多すぎてとても見ずらくなったとします。そのときskipを使ってx方向でもy方向でもgridのデータの数を減らして見やすくすることができます。
書式:skip( expr,skipx,skipy)
入力例:ga>d skip(u,2,2);v.... この入力例はu成分をx方向とy方向に1つずつ間引いているので、結果としてx方向とy方向に1つずつ間引いてベクトルを描くようになる。


smth9
(p.75)
9つのデータを用いてスムージングします。例えば地形のデータが細かすぎる時などに 用います。重み付けに関しては解説書参照
入力例:d smth9(変数 )
!:1-Dgraphicsには3つのデータでスムージングをかけます。


aave (p.71)
領域平均を計算します。緯度による重みつけも行っています。
入力例:ga>d aave(u,lon=80,lon=100,lat=30,lat=34)
!:aveとの違いは解説書に書いてありますので参照してください。


amean (p.72)
基本的にはaaveと同じ平均を計算しますが、面積の重みづけがされません。
入力例:ga>d amean(u,lon=80,lon=100,lat=30,lat=34)


ave (p.73)
平均を計算します。
入力例1:ga>d ave(z,t=1,t=10) .....zを時間1〜10までで平均します。
入力例2:ga>d ave(z,t=1,t=50,2) ....データzがtwice dailyで00Zから入っているとすると,この計算では12Zのみの平均を時間1〜50まで計算します
入力例3:ga>d ave(z,lon=0,lon=360)...zの帯状平均
入力例4:ga>d z-ave(z,lon=0,lon=360)...帯状平均からのアノマリー


tloop (p.81)
例えばaaveを使うとき,時間が変化するときは使えません。
ga>set lat 30
ga>set lon 180
ga>set t 1 31
ga>d aave(t,lon=120,lon=140,lat=30,lat=50)
としてもエラーになってしまいます。
ここで最後の行を
ga>d tloop(aave(t,lon=120,lon=140,lat=30,lat=50))とすると計算をしてくれます。
また、時間方向にスムージングをかけるときにも使います。例えば
ga>set lon 0 180
ga>set lat 40
ga>set t 1 40
ga>d tloop(ave(z,t-2,t+2))
とすると時間方向に5つ移動平均したzの経度時間断面図を書きます。aveの中のt-2,t+2というのは,或る時間を中心に前に2つ、後に2つを平均するということで、要するに5つの平均をを計算するように指定しています。これを時間方向に繰り返すので移動平均になります
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Hatsuki Fujinami 平成17年4月19日