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Graphic types

set gxout bar (p.57)
棒線グラフを書く
入力例:ga>set gxout bar
!:1-Dgraphics

set gxout barb (p.62)
矢羽を書く
入力例:ga>set gxout barb
      ga>d u;v
!:2-Dgraphics

set gxout contour (p.58)
等値線を描きます。
入力例:ga>set gxout contour
!:2-Dgradshics 、何も設定しないとこれになります。

set gxout grfill (p.60) (cf.gxout shaded)
格子点内を色分けします。
入力例:ga>set gxout grfill
!:2-Dgraphics

set gxout grid (p.61)
グリッドの値をプロットします。
入力例:ga>set gxout grid
!:2-Dgraphics

set gxout fwrite (p.66)
gradsで表示したデータをファイルに落とします。
入力例:ga>set fwrite pekepeke.dat       .......出力するファイル名の指定(何でもよい)
     ga>set gxout fwrite            .......fwriteに設定
     ga>d pekepke                ...............ファイルに出力される
 !:出力先のファイルを指定しなければgrads.fwriteというファイルに出力されます
!!:例えばnetCDF形式のデータをgradsで4バイトのbinaryに変換するのに便利です。出力されるデータはgradsを使用しているプラットホームによってendianの形式が変わります。PC上でLinuxなんかを使用しているときはlittle endian, Sunなんかを使用している時はbig endianになります。またグリッド数の指定をきちんとしましょう。NCEPの全球データ(経度方向のグリッド数144,緯度方向のグリッド数73)をfwriteで出力する場合、デフォルトでは経度方向のグリッド数が145になっています。このままfwriteすると、思っていたファイル容量と違うものが出てきます。ですのでfwriteする前に set x 1 144 と set y 1 73と設定する必要があります。


set gxout line (p.57)
線グラフを書く。
入力例:ga>set gxout line

set gxout linefill (p.58)
2つの線グラフ間に色を付けます。
入力例:ga>set gxout linefill
     ga>set lfcols 1 2
     ga>d a;b

!:上の例では変数a,bという1次元のグラフ(たとえば2つの時系列)に囲まれた領域の値がa<bのところには白、a>bの領域には赤が塗られます(白黒の時はグレイスケール)

 

set gxout print

画面またはファイルにテキスト形式でデータを出力する。

入力例:(北緯30度、東経90度で日平均値のデータを出力する場合

ga>open hogehoge.ctl

ga>set lon 90

ga>set lat 20

ga>set t 1 365

ga>set gxout print

ga>set prnopts %7.2f 1 1

ga>d rain

ここまでで、縦一列に画面に出力されるようになる。さらにファイルに出力したい場合は、

rc=write(hogehoge.ascii,result)

rc=close(hogehoge.ascii)

注:ヘッダーが1行入る



set gxout shaded(p.60)
図にハッチをかける。
入力例:ga>set gxout shaded
!!:ハッチの色や間隔は何も指定しないとgradsが勝手に決めてしまいます。gradsは何段階にも分けてハッチをかけますが、白黒の場合、実際に認識できるのはせいぜい3〜4種類です。それでハッチの配色や間隔を指定するコマンドがあります。これはset ccols とset clevs です。
!:gxout shadedを使うと等値線にラベルが付きません。ラベルを付けたいときはgxout contourで上書きすることになります。この逆はできません。
!:カラーバーはshadedは図を描いてからga>run cbar.gs (or cbarn.gs or cbarc.gs)とするとでます。 cbarn.gsは指定しないとやたらとでかいカラーバー
が表示されます。cbarn.gsは場所、大きさを指定することができます。
書式: run cbarn.gs <scale > <num > <xmid > <ymid >
scale.......カラーバーの大きさを決めます。defaultは1.0です。半分の大きさにしたければ0.5にします。
num.........カラーバーを縦にするのか、横にするのかを決めます。縦にする場合は1、横にする場合は0とする。
xmid,ymid...カラーバーの位置の指定をする。数字はカラーバーの中心がvirtual pageのどこに位置するのかを指定している。
入力例:ga>run cbarn.gs 0.8 0 4.0 0.8
!: カラーバーを描くものとして、cbar.gs, cbarn.gs, cbarc.gsと言うのがあります。 一番使い勝手のいいのはcbarn.gsだとおもいます。後は好みでしょう。

追記:grads2.0以降ではshade2とかshade2bというshadedと異なるアルゴリズムを使用したものがあります。これを使用するとgrads特有の図の陰影に横線が入る現象が軽減されることがあります(よく見ると複雑な縦線らしきものが入る時もあるが...)。しかし、shade2やshade2bはファイルサイズが大きくなります。特に細かいデータを描画する際はファイルサイズが大きくなるので注意が必要。


set gxout stat(p.66)
開いているデータの情報が分かります。
入力例:ga>set gxout stat


set gxout stream(p.63)
流線を書く
入力例:ga>set gxout stream
  ga>d u;v

set gxout vector(p.61)
ベクトル図を描く
入力例:ga>set gxout vector
  ga>d u;v
!:矢羽の大きさや太さはset arrscl 、set cthick等で変えます。Graphics optionsを参照。


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Hatsuki Fujinami 平成17年4月19日