2006/12/22

堀川@みらいです。2006.12.22(金)の観測レポートです。

天候・海況:
前夜から午前中にかけて数回の降水があったのち、午後からは晴れ。日中は波も穏やかで、波高2.5m程度。
日中は南から西よりの弱い風、夜間は5m/sの北東風に変化。
SSTが高くなり28℃を超える。

航行状況:
(18.20N,130.00E)に到達後、進路を南に90度変えて、現在東経130度線を南下中。

観測状況:
水蒸気採取、降水採取ともに順調に継続中。
本日は自動降水サンプラーのサンプル回収とメンテナンスを行う。降水3サンプルを回収。作動しないポートが5ポーとある。12LST(3UTC)に測定再スタート。
あわせて、夜から午前中分の手動降水も採取。だいぶ溜まっていてまとまった降水があったことが分かる。
温湿度モニタリングは、2高度間の混合比差が夜間0.8g/kg、日中0.4g/kg程度。
表面海水の採取が08LSTと16LSTに行われ、採取した海水を頂く。

コメント:
今日も引き続き、XCTD観測とバケツ採水を行いながら船は約15ノットで快走しています。
午前中のスコールでは、暗雲に覆われ視界も悪くなりました。雲底がはっきりと分かる場所とぼやける場所からの雨域の境が分かります(写真1)。
午後からは一転して晴れ。積雲や、上層の巻雲が広がります(写真2)。波もとても穏やかです。日差しが海面を反射して銀色の帯ができて見惚れてしまいます(写真3)。



写真1


写真2


写真3
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