2007/1/7

堀川＠みらいです。2007.1.7(日)の観測レポートです。

天候・海況：
晴れのち、夜間雨。雨は、20LST頃、翌03LST頃と06LST過ぎに断続的である。
波高は、日中1.5ｍから上昇して、夜間は2m程度。
気温は日中一時30℃を超えるが、夜間は28℃前後。湿度80％前後。
日中、北北東の風5m/sが、夜間は北東の風10m/ｓへ強まる。

航行状況：
昨日と同じポイント（5N, 137E）にて、午前中、トライトンブイ11号機の設置作業が行われる。設置後は最後のブイ設置・回収ポイントへ向けて東経137度線を北上する。移動中は、XCTD観測が行われる。

観測状況：
水蒸気サンプラー、降水サンプラーともに、大きな問題なく稼動中。
本日は、手動降水の作業はなし。

コメント：
本日は久しぶりに晴れて、約１週間ぶりに青空を見ることができました。
空も、擾乱通過前の熱帯の感じに戻りました。朝は、下層に浅い積雲と、上層に巻雲、巻層雲が見られる程度(写真１)。午後は、下層の積雲が発達して、雄大積雲や積乱雲も見られました(写真２)。

GMS画像では、昨日までの東進擾乱が過ぎ去り、航行海域を広き覆う雲はなくなりました。

今日の夕方は、久しぶりに夕日を見ました。西の空に太陽が沈んだあと、反対の東の空にあった積乱雲に夕日が当たってオレンジ色に発光していました(写真３)。先日ご紹介した地球影が、この積乱雲上で見られました。時間が経つにつれて、オレンジ色の部分が下層から上層へ上がっていきます。最後は、かなとこ雲が夕日色に染まっていました。写真３はちょうど中間あたりの時間帯のものです。

明日からは、本航行最後のブイ設置・回収作業が行われます。

写真1


写真2


図1


写真3
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