2007/1/13

堀川@みらいです。2007.1.13(土)の観測レポートです。

天候・海況:
終日晴れ。雲量1-2程度と、雲はほとんど広がらない。
日中は波高2m程度、夜間上昇し始め、翌14日早朝には4mに近づく。
朝方北東風3-4m/sから、徐々に西よりに変化し、日中から夜間は北西~西風10m/s前後。
SSTの減少は緩やかとなり、20-21℃。気温は日中19度前後、夜間に数度減少する。湿度は60-70%。

航行状況:
昨日に引き続き、北東方向へ進路を向けて、OBEM回収ポイントへ回航中。
午前中には小笠原諸島の母島付近を通過する。
14日0時時点で、北緯31度48部、東経46度33分。

観測状況:
水蒸気サンプラーは順調に継続中。
温湿度モニタリングは、2高度間の混合比差が0.2g/k以下。
soar、sojと概ねパラで変動。

コメント:
今日は、平べったく小さい積雲が広がる程度で、終日快晴でした(写真1)。
気温を20℃も切り、外に出ると少し肌寒く感じます。空や空気の感じも、熱帯とは変わってきました。

船は係留係の作業が終了して、回航中ですが、各自がそれぞれの仕事をしています。午前中のデッキでは、船員さんたちが機械や壁のペンキ塗りをして、船のメンテナンスをしていました(写真2)。その近くでは、他の船員さんたちがエレベーターで作業を行っています。デッキは底が開くようになっており、その下の倉庫とつながっていて、倉庫内のエレベーターが上下することで、ブイなどの機械が格納されます(写真3)。
隣では観測技術員さんたちが片づけ作業を行っていました(写真4)。
また、今日は土曜日だったので、毎週恒例の、非常警報と非常用発電機の定期点検が行われました。

夕方には夕日を見にデッキへ。空気が澄んでいて視界がクリアです。
海面近くには雲がなく、丸い太陽が海面に沈む姿がきれいでした(写真5)。
日没時刻は、16時47分。日が暮れるのが大分早くなりました。



写真1


写真2


写真3


写真4+


写真5
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