2008/6/9
堀川@みらいです。2007.6.9(月)の観測レポートです。
航行状況・現在地: 定点観測点(12N, 135E)にて定点観測を実施中。 CTD3時間毎の集中観測が行われる。 天候・海況: 晴れ。上層に一部の券雲、券層雲と下層の積雲。発達した積乱雲は 一日中あまり見られない。気温28〜29℃、湿度75%付近で一定。 終日弱い東風が卓越し、海況も穏やか。 観測状況: 水蒸気は、00、06、12UTCに回収。降雨はなし。 4m深海水は分析室にて06UTCに回収。東大の方々の10日9LSTのバケツ採水 に参加させて頂き、表層海水を採取。 コメント: 昨日から一転、本日は雨もなく、比較的対流活動の抑えられた晴天日と なりました。外に出て甲板上で作業をすると、立っているだけで汗が でます。 船内では隔日で船内セミナーが行われています。乗船している研究者が 自分の行っている研究を乗船者の皆さんに紹介するセミナーです。 本日は、海アメンボの採取を手伝われている先生が、昆虫の地球上での 繁栄にいかに脂質が重要であるかというお話をされました(写真1)。 昆虫は環境の変化に応じて体内の脂質の性質を変化させることで、生殖 や越冬のサイクルを環境に適応させて進化してきたというのは、異分野 ですが面白いお話でした。 本日のサンプルリスト: 水蒸気 V-61(00-06UTC)、V-62(06-12UTC)、V-63(12-24UTC) 降水 なし 海水 O-20(06UTC、分析室)、O-21(23:42、バケツ採水)
写真1
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