2008/6/16
堀川@みらいです。2007.6.16(月)の観測レポートです。
航行状況・現在地: 定点観測点(12N, 135E)にて定点観測を実施中。 天候・海況: 朝から午前中いっぱいはまとまった降雨。のち晴れ。夜間に再び降雨。 気温は降雨時は急低下するが、平均28.5℃前後、湿度80%前後。 5m/s強の東風が卓越。波高1.5m前後で海況は穏やか。 観測状況: 水蒸気は、日中3時間毎、夜間6時間毎で採取。00、03、06、09、12、18UTCに回収。 午前中と夜間の断続的な降雨を採取。 4m深海水は分析室にて06UTCに回収。17日9LSTにバケツ採水。 コメント: みらいの南側では、5N付近を中心として対流活動が活発化しており、次々と対流雲が 発生し、雲群が組織化して雲クラスターを形成しています。本日午前中には、みらい 周辺にも対流活発域が広がりを見せ、雲域が15N付近まで広がりました(図1)。周辺 にはメソスケールの雲クラスターも発生しました。 午前中は、雲クラスターの中の降水セルが次々と船上を通過して断続的に雨が降りまし た。発達した積乱雲による強い雨が数10分降った後は、上層に広く広がったそのかなと こ雲からパラパラと雨粒が落ちてきます。雨を降らせた積乱雲が船後方に去ってすぐ、 前方には次の積乱雲が目前まで迫っています(写真1)。この状態が数回続いて、雨が 強まったり弱まったりを繰り返し、断続的な雨を降らせました。
写真1
写真2
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